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農業者インタビュー >くくりの森

「農業の楽しさを若い人たちに伝えたい!」

「人と人、人とモノ、ヒトと地域を結ぶ」をモットーに有機農業をしている農業生産法人(株)くくりの森では、農業に興味のある若者を対象にインターンシップも行っています。

今回はインターンシップを軸に「体験する農業」について、農場長の高木さん(左)と前農場長の飯島さん(右)にお話を伺いました。

【会社概要】
くくりの森では、年間を通して季節の野菜を生産・販売している。栽培品目は40種類以上で、オススメは人参。2010年に保育の求人サイトを運営する会社が参入し設立した農業法人で、「農業ベンチャー」として「保育」×「農業」のビジネス創出を目指している。

(※当社発行の農業フリーペーパー「VOICE」45号/2018年冬号より転載)


農業の楽しさを若い人たちに伝えたい!

―貴社の概要とインターンシップの詳細を教えてください。
 当社は有機農業を軸にした農業法人です。農薬や化学肥料を一切使用せずに植物性の堆肥を使用した優しい野菜を育て、都内マルシェでの対面販売や、保育園、レストラン、仲卸、直売型流通会社などに直接販売をしています。
 当社では大きく2つのインターンシップを実施しており、1つは本気で就農したい学生の為の「農業総合インターンシップ」、もう1つは消費者の方に直接販売を行う「マルシェインターンシップ」です。
 前者の「農業総合インターンシップ」は5日間が基本で、最初の4日間は農作業をして、最終日はマルシェで販売をします。インターン生用の宿舎(下写真)もありますし、販売まで体験できるインターンシップはなかなかないと思うので、そこは大きな特徴かなと思います。後者の「マルシェインターンシップ」は東京都内や千葉県内などで行うマルシェでの販売研修で、土日を中心に実施しています。

―今回は主に「農業総合インターンシップ」についてお聞きしたいのですが、始めた理由を教えていただけますか?
 大きな理由は採用活動の一環です。一緒に作業をすることで、「本当に会社に合っているか、選んで大丈夫か」ということをお互いに知ることができます。
 インターン参加者は99%が学生で、農学部系は5割くらいですね。人数は毎年40~50名ほどで、もともと農業に興味のある方もいれば自然や地域に触れたいという方など様々です。出身地も様々で、当社が千葉県にあるので関東圏の方が多いのですが、先週は山形と大阪から来ていて…、最初から数えると47都道府県を制覇していると思います。

―それはすごいですね!実際にそこから採用に結びついた方もいますか?
 うーん、なかなかそこまでは…というのが現状です。インターンの最後に書くアンケートの項目の一つに「採用希望」の欄があり、2割程の方は「希望する」にマルが付いていますが、その先はなかなか。
 ただ、インターンを通して「農家さんの苦労が分かった」「これからは野菜を美味しく食べます!」といった感想をいただいたり、社会人になってからも畑を手伝いに来てくれたりマルシェに野菜を買いに来てくれるなど、インターンをきっかけに繋がりが続くことも多く嬉しいですね!
 ちなみに感想として一番多いのが「アットホームな5日間だった」なんですよ!年齢の近さもあると思いますが、なじみやすいインターンとして近い距離感で農業を学んでもらえてるのかなと思います。

―実際にインターンに参加した方には、どようなことを伝えたいですか?
 そうですね、畑作業や販売活動を通して、有機農業の魅力やお客様との信頼関係を築くことの素晴らしさなどを感じてもらえればと思います
 特に当社の理念と農法は色濃く伝えたいですね。当社では植物性堆肥(動物の糞などは用いず植物だけで作られた堆肥)で野菜を生産しています。インターンの最初には必ず堆肥場にご案内するのですが、その堆肥は有機農業のパイオニアとも呼ばれている齋藤完一さんの自家製堆肥で、何十年先にも生き生きとした土を残せるような、土にも野菜にも優しいものであることが特徴です。完一さんの想いを聞くと感動しますよ!有機農業に限らず農業に興味のある方はぜひ聞いてほしいですね。

―想いが溢れていますね!最後に、今後のビジョンについて教えてください。
 当社のインターンに参加する半数以上の方が農業未経験者なのですが、今後の人生に役立つ良い経験にしてもらいたいと思います。また、インターンを経験した人たちの輪が広がって色々なネットワークができればいいなと思います。
 若い人たちには積極的に農業にふれてほしいので、これからもどんどん受入れていきたいと思います!

公式サイト

 農業生産法人(株)くくりの森 ⇒ http://cucuri.jp/



※記載情報は取材当時のものです。
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